美鼻整形と美容整形
日本人に多く見られる、鼻先がふくらんで丸くなっている鼻のことを「だんご鼻」と言います。だんご鼻の場合、顔が平面的に見えたり、鈍い印象を与えかねません。
美容整形によって鼻先の形成や小鼻の縮小、鼻筋を通す、など鼻の形を整えることを「美鼻整形」といいます。
鼻先の形成とは、鼻の中から軟骨を微調整して細くしたり、鼻先にもともとボリュームがなく低い場合などは、耳の後ろの隠れた部分から軟骨を鼻先へ移植し、高さを出したりすることもあります。
小鼻縮小は、切除する部分に麻酔をし、左右の鼻の穴、付け根の部分を3〜4ミリ切除してから3〜4針縫合するもので、手術時間は20分と短く、1ヶ月もすればほとんどわからなくなり、傷跡も目立ちません。
隆鼻術とは、鼻筋を通し、欧米人のように程よく突き出た鼻を実現するものです。隆鼻術としてテフローゼを用いた方法があります。テフローゼとは、画家手術にも使われる人工軟骨です。
長所としては次の点があります。
1.安全性が高い。
2.体内にあっても変質しない。
3.自由に大きさ、形が選べる。
4.鼻の内側を少し切開してシリコンを密着させるだけなので、傷口が目立たない。
5.万一気に入らなかったら、シリコンを取り戻せば良い。
短所には、形が整い、定着するまでに時間がかかることです。シルエットが整うまでに10日前後、組織が仕上がり、落ち着くのに1ヶ月程度を要します。
その他、隆鼻術には、移植する方法があります。しかし、やり直しが難しいという難点もあります。整形希望者自身の組織を他の部分から切除して鼻筋素材とし、移植します。これを「自家組織移植」といいます。一般的には、耳介軟骨を使用します。耳介後面から軟骨を採取し、鼻の穴の内側を切開して移植します。本人の組織を使用しているため、動きに強い、という長所があります。一方、本人組織のため隆鼻には限界があります。1ミリ程度と考えてください。
美鼻整形は鼻が顔の中央にあり、顔の印象に大きく影響を与えることからとても人気があります。最近では、メスを使わず、短時間で気軽にできる方法も開発されています。どの方法にも一長一短がありますから、目やあご、口元などの他の部分の美容整形同様、施術者とよく話し合ったうえで施術に臨むことが重要です。
